平成１５年２月２２日（土曜日）午後５時２０分より名古屋クレストンホテルにて中配協配管技能士会主催の「新技術講習会」が開催されました。毎年この時期に開催されるこの講習会は、技能士会員のみならず日頃現場で働いている方々のために、最新技術を紹介するものです。今年は株式会社ニイミより「みつもりくんΣ」という見積ソフトと、株式会社トーエネックより「配線・配管支持金具〈TKバンドシリーズ〉・〈ＴＫボイド〉」の紹介です。
始めに株式会社ニイミ・佐々木部長より株式会社コスモソフトによる商品説明がありました。
プロジェクターを使って実際ソフトを動かして説明され、パソコンそのものに不慣れなものにとっては抵抗感があったのも否めませんが。各会社で、いままで手作業だった「見積り」がこれによって時間削減、しいてはコスト削減につながるものと感じました。いずれ近い将来鉛筆を持たないことが当たり前になってくるでしょう。

つづいて、株式会社トーエネックのベンチャー企業である株式会社フィルテック・松田部長より「ＴＫバンドシリーズ」の商品説明があり、実際に商品見本を配布し各々手に取り説明を伺うことができました。この支持具は取り付けが簡単で丈夫で錆びない特長があり、また「ＰＰ」素材の為環境に優しいそうです。再使用型ボイド「ＴＫボイド」も同様に環境に優しく製作されておりこれから多いに使用されていくことでしょう。
中配協の組合員の業務に直接関係しているこれらの新技術が生かされていけばと思っています。

講習会終了後、同ホテルにおいて懇親会が開催されました。技能士会相馬辰夫会長の挨拶の後、総勢５０名あまりの技能士の方々と懇親を深めることができました。多数のご参加ご協力ありがとうございました。