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2006.07.06
組合活動

中国大連研修会

平成18年6月17日~平成18年6月20日までの4日間にわたり、中国の大連市に10名の参加者にて研修へ行ってきました。大連空港到着後さっそく現地ガイドさんの案内にてバスに乗車して大連市内で一番大きな建物となる高層ビルの建設現場へと向かいました。バスの中から見る風景は莫大な敷地のなかに高層の建物が沢山ありました。創造していた中国は街中が自転車や単車が走っている風景でしたが、それとは異なって、自動車が多く、時折オート三輪が見当たる交通状況でした。ガイドさんによると自転車はあまり走ってないとのことでした。市内は道路も歩道も広く、歩道では露店がよく見当たりました。市内もコンクリート造の建物がほとんどですが、日本に比べるとやはり老朽化が目立ちました。

バスで走ること30分くらいだったと思います。名古屋駅のセントラルタワーを思わせるような二つのタワーからなる高層ビルの建設現場が見えてきました。海の近くにあるためなのか、外部に設置されている仮設のタワークレーンの上の方は、霧で霞んでいました。バスを降りて建設現場の休憩所へと案内されました。建設中の現場の前には、日本でいう朝礼広場のような場所があり、そこに建物の完成予想図や安全に対する写真等が掲示されていました。広場で記念撮影を行った後、安全通路の指示順に建物内へと入りました。地下駐車場より順に5階フロアーまで見学させて頂きました。地下駐車場は階高も高く広い空間でした。頭上を見上げるとダクト・配管が施工されていました。日本では考えられないような広いスペースでの作業で、資材置き場、加工場も広々としていました。見学に行った時は加工場での風景は見ることができましたが、実際の配管吊り込み作業は残念ながら見ることができませんでした。日本と異なったことは沢山ありますが、仮設盤へ入る電線が碍子引き工事となっていました。それからモルタル等を場内で運搬するときは、日本では一輪車ですが、中国ではリヤカーの小型を思わせるような二輪車でした。5階まで見学しましたが高層階では躯体工事中、低層階では設備工事に入ったくらいの進捗状況で内装工事の見学はできませんでした。完成後はホテル棟と住宅棟となるそうです。完成後また見学するとよく勉強になるかと思います。現場を後にしてホテルへと向かいました。

一般の観光としては、日露戦争で有名な「203高地」「さくらんぼがり」「動物園」「水族館」他を見学しました。動物園は日本での感覚でははかりしれないものがあり、入場口から動物を見るまで園内ではカートでの移動が必要なものでした。また「サファリーパーク」も園内にありロープウエーで20分ほどかかりました。すごくスケールの違いを感じました。期待していた「パンダ」は一匹しかいませんでした。「トラ」は沢山いました。なかでも「ホワイトタイガー」も見ることができました。ガイドさんの説明にありましたが、「犬に育てられたトラ」がいました。いまでも同じ場所で生活し、じゃれあって遊ぶ姿を見ることができました。

さて食事のほうですが、「中国しゃぶしゃぶ」「海鮮料理」「焼肉料理」「家庭の味田舎料理」と食べることができました。非常に満足です。なんやかんやと「おみやげ」もあまり買う時間もなく「アッ」という間の四日間の研修でした。

幹事の方、ありがとうございました。また参加していただいた会員の皆様、ご参加ありがとうございました。参加者の皆様の日頃の行いがよいのか4日間好天気に恵まれました。中国大連で得た事を今後のご活躍に反映して頂ければ幸いです。

最後になりますが、参加して頂きました皆様のご健康、ご活躍、また中部配管工事業協同組合の益々の発展を記念いたしまして、この研修会を終了させていただきます。来年も機会がありましたら、沢山の方のご参加をお待ちしています。ありがとうございました。
企画委員記

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