平成２０年１月１７日（木曜日）午後６時より、名古屋ガーデンパレス 「 鼓の間 」 にてご来賓 ３３名　組合員 及び 賛助会員 ５７名 のご出席により開催いたしました。

大須賀理事長 挨拶　

「本日はご多忙の中、私共 中部配管工事業協同組合 賀詞交歓会にご臨席の栄を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。また、多数のご来賓の皆様をお迎えして開催することができましたことを、誠に喜ばしく　心強い思いであり、深く感謝申し上げます。

さて、昨年　耐震偽造問題が話題になりましたが、その影響で審査がさらに細かく、慎重に行われるようになった今日 建築認可が遅れ始め、工事着工物件が徐々に少なくなってきており、施工金額の減少、それに伴う営業利益の減少と　今年は我々設備配管施工業者を含め建築関係に大きな影響がでてくると思われます。そのような現状に立ち向かうには、まず技術向上に努め　中部配管工事業協同組合の皆様が一致団結しなければなりません。

また 今年２月には 「平成１９年度配管基幹技能者認定講習会」 が中部地区で初めて開催する運びとなり、非常に良いことだと喜んでおります。この 「配管基幹技能者」 を取得するために必要な 「建築配管１級技能士」 の人数を増やし、業界としても質の向上を図る必要があります。

ところで、我々 建設業界も平均年齢が高くなり、高齢化しています。年1回の健康診断の受診も必須ですが、各社、各自が健康管理をしなければ安全問題に直結する事態に陥ることになり、それぞれが健康状態を把握しておく必要があると思います。何かが起きてからでは遅いのです。自分自身だけのことでなく、同業者全体に影響を及ぼすことになるということを忘れてはなりません。

今 世間では、少子高齢化、薬害肝炎そして年金問題と、いろいろ問題になっておりますが、やはり年金問題が重要課題になっているのではないでしょうか。 厚生大臣は、今年３月までに宙に浮いている５千万件の不明者について解決すると選挙公約で言っていましたが、最近の答弁では「精一杯努力します」に変わってきており、さらに９４５万件については解明不能という事態も招き、不安と今後の動きに国民の関心は高まってきています。昨年は年金問題に明け年金問題に暮れた１年のように感じられました。

　また、年末から原油が高騰し年明けには原油価格が １バーレル １００ドルを越すまで値上がりしたことで、この原油高の影響を受け全ての商品が徐々に値上がりし始め、私たちの生活のあらゆる面で大きな影響を及ぼしそうな１年となりそうです。

　このように、世間の状況は刻々と変化し、これからはそれに対応できる会社体制も頭の片隅に置きつつ、今後の明るい未来のためにも、皆様で協力する時代に突入したのではないでしょうか。

　最後になりましたが、本日ご臨席いただきました、ご来賓、設備関係、各組合員の皆様方のご健勝とご繁栄を願いまして、私の挨拶とさせて頂きます。」

またご来賓を代表されまして

愛知県議会議員　松山　登　様
愛知県職業能力開発協会　技能検定課長　渡辺　欽司　様
愛知県空調衛生工事業協会　理　事　　安藤　隆康　様

お三方にご挨拶を頂きました。　　誠にありがとうございました。

そして、皆様の安全と健康をお祈りし相馬副理事長の「乾杯！」のご発声により賑やかに懇親会が始まりました。
グラスを手に和やかな懇談が続きました。参加された会員の皆様にとっても沢山の方々とご挨拶とお話しができて、意義ある ひとときであったと思います。

約２時間の懇親の後、最後に竹本理事による中締めの挨拶があり、平成２０年の賀詞交歓会も、無事終了することができました。
ご多忙中にもかかわらず、ご臨席賜りましたご来賓の皆様方に、組合員一同深く御礼申し上げます。
（ IT企画委員会記 ）